米軍、イエメンのフーシ派を攻撃 フーシ派「不屈の精神を堅持」
(VOVWORLD) -米軍は4日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派に関連する標的に対し15回の攻撃を実施したと明らかにしました。
(写真:AFP) |
中東地域を管轄する米中央軍は、1400GMT(日本時間午後11時)頃にフーシ派を標的に攻撃を行ったと表明しました。ただ、詳細は明らかにしていません。
これに先立ち、フーシ派が運営するアルマシラTVは、首都サヌアや西部ホデイダにある空港などが空爆を受けたとし、米軍と英軍が実施したと報道しました。これについて英政府筋は、英国は関与していないとしていました。
アルマシラTVによりますと、ダマール市南部も攻撃対象となりました。地元住民らの話では、中部アルバイダではフーシ派の軍事拠点数か所が標的になったといいます。
フーシ派の報道官は、攻撃を「必死の試み」と非難し、「イエメンはこれら攻撃に屈せず、敵と対峙(たいじ)する不屈の精神を堅持する」と述べました。(ロイター)